約 3,813,293 件
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sokka -- (aka torres) 2012-07-20 03 21 58
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■プロゴルファー猿 (藤子不二雄劇場) 編集(岡安肇、小野寺桂子、小島俊彦と共同) ■関連タイトル プロゴルファー猿Complete BOX-Vol.1
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トップページ ドックコメントの書き方 タグリファレンス @borrows @borrowsタグは、このクラスが元々別のクラスで定義されたメソッドまたはプロパティを保持していることを示します。 http //code.google.com/p/jsdoc-toolkit/wiki/TagBorrows 別名 @inherits 構文 @borrows otherMemberName as thisMemberName otherMemberName -- 必須:借用元メンバへのネームパス thisMemberName -- 必須:借用したメンバの、このクラスにおける名前 例 /** @constructor */ function Remote() { } /** Connect to a remote address. */ Remote.prototype.transfer = function(address, data) { } /** * @constructor * @borrows Remote#transfer as this.send */ function SpecialWriter() { this.send = Remote.prototype.transfer; } Remote#transfer についてドキュメント化される全ての内容が、 SpecialWriter#send にも出力されます。 バージョン2.2.0より、"as ..."の記述を省略できる機能が試験的に導入されています。この部分を省略した場合、借用されたメンバは借用元と同じ名前、同じ属性(インスタンスメンバ/静的メンバ、public/private)を持つものとされます。 関連項目 @augmentsタグ @lendsタグ
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鈴木の元同僚。まんが道に出てくる変木さん似。 「ワクテカ」「キター!」など、日常で2ちゃんねる用語を連発するのが特徴。 好きなものは缶コーヒーとピンサロ。嫌いなものは鈴木。 【魔少年スズキー】 http //monde21.com/post/2921830312 【心に効く言葉】 http //monde21.com/post/2937966471
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LUVORATORRRRRY! 【登録タグ GUMI L ら れをる ギガ ソロ 機械技師 鏡音リン】 nana-music.com 楽曲データ 作詞 れをる? 作曲 ギガ?・れをる? 編曲 ギガ? 唄 GUMI?・鏡音リン? 歌唱キャラクター 機械技師 歌詞 恋は連覇、百戦錬磨とか 嘘ついて嘯いて傾いてfall down 君はいつも通りの困り顔向けて 「はいはい」「ちょっと聞いてるの!?」 でもそんなとこも憎めないから 一枚上な君にうたれちゃうから 言い返せない とても言えない! 君に見せる怒ったfaceはfake もっとあたしに縋ってよ More More 欲しがってよ (Love me Love me Love me Do!) (Give me Give me Give me Hug!) もっとあたしに困ってよ Wanna Wanna Be せがんでよ (Love me Love me Love me Do!) (Give me Give me Give me Hug!) Love Me Baby Baby Give Me Very Very 息吐く間もないほどにどうぞやっちゃって Beasty Gimmick Gimmick Knock Out Gimmi Gimmi このまま壊されたいKnock Down Love Me Baby Baby Give Me Very Very 息もできないようなやつかましてやって Beasty Gimmick Gimmick Knock Out Gimmi Gimmi このまま壊されたいKnock Down あたしの声をもっと聴いて 君の言葉で惑わせてよBaby プログラムされたんじゃ意味がない 欲しいのはIだけに向けた「愛」 強がってばっかなのmy mind ほんとは気付いてんでしょ?my Daring エンタルピー変わって「Why!?」もうわかんないよ ただ君が傍にいればいいのに (Dance!!)
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参加者:20人 優勝者:DLA ◆hK/O9yr0Yc 準優勝者:Dark-Evil ◆JJ5fOFEDi6 参加者デッキ DLA ◆hK/O9yr0Yc 赤黒白トークン 8 [UNH] Plains 1 [LRW] Windbrisk Heights 2 [LRW] Vivid Crag 1 [LRW] Vivid Marsh 3 [LRW] Auntie s Hovel 4 [10E] Battlefield Forge 2 [EVE] Rugged Prairie 4 [EVE] Fetid Heath 4 [10E] Mogg Fanatic 3 [TSP] Mogg War Marshal 2 [LRW] Marsh Flitter 2 [LRW] Shriekmaw 2 [SHM] Safehold Elite 4 [SHM] Kitchen Finks 4 [LRW] Ajani Goldmane 4 [LRW] Lash Out 4 [MOR] Bitterblossom 2 [SHM] Torrent of Souls 4 [SHM] Spectral Procession SB 2 [SHM] Guttural Respons SB 3 [PLC] Extirpate SB 4 [LRW] Burrenton Forge-Tende SB 2 [LRW] Oblivion Ring SB 2 [10E] Manabarbs SB 2 [SHM] Murderous Redcap 前回のなん実スタンで優勝したデッキの土地を調整したバージョンです。 土地以外は全く同じという・・・。 アジャニさんの活躍は相変わらずでしたが、トレントも頑張ってくれました。
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こっちは管理人 副管理人専用です -- (aka torres) 2012-07-20 03 23 21
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■プロゴルファー猿 (藤子不二雄劇場) 動画チェック ■関連タイトル プロゴルファー猿Complete BOX-Vol.1
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大コケの結果は明らかなのに、【まんが王国とっとり】続投宣言 忘れ去られたまんが王国とっとりのその後 まんが王国とっとりは平成24年4月から平成25年3月までの建国となっている。 (画では2012年4月-2013年3月記載) しかし実際のところ、【まんが王国とっとり】に関する催し物、報道は2012年11月25日【国際まんが博】終了ののちぱったりと途絶えており、さながらすべての開催内容が終了したかのような状況になっている。 年度で仕切る方がやりやすいというのはともかくとしても、これはあまりにも酷い状況といわざるを得ない。 植樹祭にご出席された天皇陛下に、東日本大震災の復興予算を使い込んだ【まんが王国とっとり】事業を堂々と紹介 http //ef81hokutosei.way-nifty.com/blog/2013/05/post-5f91.html 天皇皇后両陛下、植樹祭ご出席のため鳥取県をご訪問 帰京前には、県立米子コンベンションセンターも訪れ、同県出身の漫画家、水木しげるさん(91)らを紹介する地域振興「まんが王国とっとり」の展示パネルもご覧になった。陛下は「(水木さんは)お元気ですか」と尋ねられた。 写真は上記サイトより引用させていただきました そんな中で平井知事は呑気に続投宣言を出した。 http //www.nnn.co.jp/news/121221/20121221009.html web魚拓 http //megalodon.jp/2012-1227-2114-43/www.nnn.co.jp/news/121221/20121221009.html 「まんが博関連では、まんが王国官房の前田修官房長が“王国の存亡”を懸けて最終提案。 平井知事からは「続けますね」とゴーサインが出た。」 平井知事に聞く 今年は「全国植樹祭」と「緑化フェア」 鳥取 http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130101-00000024-san-l31 web魚拓 http //megalodon.jp/2013-0105-2215-52/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130101-00000024-san-l31 「累計320万人を集めたまんが博は地域の活性化に結びついたが、植樹祭と緑化フェアは 何を目指すのか、平井伸治知事に展望を聞いた。」 地域の活性化に結びついた証拠などどこにもないのだが。 また、県民の声への回答においても効果があったと主張している。 http //db.pref.tottori.jp/KenminH24HP.nsf/fbe6a255134c47a1492574e8002517bd/a13174e58b9daeb549257ad9002b900d?OpenDocument Highlight=0,%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E5%8D%9A (6)「国際まんが博は大失敗」について 「国際まんが博」は地域活性化の芽のために取り組んだもので、観光振興、人材育成や産業振興に 加え、「まんが王国とっとり」の強力な情報発信まで多岐にわたって効果があったものと認識しています」 効果があったならあったで、それを主張する根拠となる、観光面における観光客増の数値ならびに経済効果などの発表があってしかるべきだが、鳥取県は発表していない。 平成25年3月のまんが王国終了をもって発表されるのかも知れないが、今のところ県内の観光業ならびに飲食店やホテル業からは【まんが博】関連での収入増の声は聞こえてこない。 2011年に開催された【とっとりアニカルまつり2011】も来場者は発表されたが、具体的に地域へどのような効果をもたらしたのかは一切公表されていない。 その"自称"町おこしに意味はあるのだろうか。 議会での度重なる批判も馬耳東風 また県議会で市谷議員がまんが博批判質問 http //i.jcpdan.com/2012/12/%ef%bc%91%ef%bc%91%e6%9c%88%e8%ad%b0%e4%bc%9a%e6%9c%80%e7%b5%82%e6%97%a5%e3%81%ae%e8%a8%8e%e8%ab%96%e5%8e%9f%e7%a8%bf/ 「2,500万円余りの障害者小規模作業所の補助金を廃止し、 廃業に追い込む一方、まんが王国関係は1億円以上を計上し、 20億円積立てた鳥取力創造運動基金のうち、約3割の7億円余りを、 まんが王国に使うことを予定しました。 まんが博は、観光客動員目標を超える320万人が来たと言いますが、 博覧会そのものは22万人しか入っていません。 県民的には盛り上がっておらず、次への進展も不透明で、無駄遣いです。」 この発言を見る限り、経済効果の見られない【まんが王国とっとり事業】よりも、障害者作業所への補助金を継続したほうがよっぽど有意義に思える。 むしろ障害者補助というのは一番打ち切ってはならないものだろう。 参考 【鳥取】障害者補助を打ち切った金で開催した「まんが博」盛り上らず議会で批判 http //shimasoku.com/kakolog/read/poverty/1356960739/ 水木しげるロードも来場者が減っていたことには触れず http //mainichi.jp/area/tottori/news/20121227ddlk31070449000c.html web魚拓 http //megalodon.jp/2012-1230-2350-05/mainichi.jp/area/tottori/news/20121227ddlk31070449000c.html 「実は、県が常設拠点と位置付けた「水木しげるロード」や「青山剛昌ふるさと館」などの来場者179万4905人が 含まれる。県は、後者の来場者が前年比約5割増になったと胸を張るが、前者が前年比で2割程度減ったことには触れていない」 水木しげるロードの年間入り込み客数 270万人到達 http //www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=536532005 web魚拓 http //megalodon.jp/2013-0105-2224-40/www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=536532005 ■2012年 読者が選ぶ郷土の10大ニュース■ http //www.nnn.co.jp/jd/jd2012.html web魚拓 http //megalodon.jp/2013-0104-2106-35/www.nnn.co.jp/jd/jd2012.html 「水木しげるロードの活気はことしも変わらず。」 (1)国際まんが博、神話博しまね開催。山陰がにぎわう http //www.nnn.co.jp/jd/jd2012-01.html web魚拓 http //megalodon.jp/2013-0104-2109-20/www.nnn.co.jp/jd/jd2012-01.html 全国規模の新聞が、ローカル紙面とはいえ水木しげるロードの人気にかげりがあることを指摘しているのに、地元新聞が人気は変わらないと書いたのでは取材もせずに書いていることが丸わかり。 また、まんが博のニュースで全部で140ものイベントが開催されたとあるが、これは一つの催し物の中で企画されるにしては多すぎるということは誰も指摘しなかったのだろうか。 誰もほめてくれないので自画自賛しました http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121229-00000161-mailo-l31 web魚拓 http //megalodon.jp/2013-0102-2117-40/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121229-00000161-mailo-l31 式では、今年1年で顕著な業績や成績を上げた職場や個人の知事表彰も行われ、「国際まんが博」や 「国際マンガサミット」を担当したまんが王国関係の部局など14団体と、世界空手道選手権大会で 優勝した宇佐美里香選手(県教委)ら2人を表彰。また、まんが王国関係を代表して、鬼太郎と コナン君が表彰状を知事から受け取った。 ・2013年もまんが事業に税金を投入し続ける鳥取県 へ続く 現実を見てないのは平井知事だけ 「まんが」から「グリーンウェイブ」へ 知事に聞く http //mainichi.jp/area/tottori/news/20130108ddlk31010437000c.html ウェブ魚拓 http //megalodon.jp/2013-0119-2026-33/mainichi.jp/area/tottori/news/20130108ddlk31010437000c.html 「来場者は、321万人と想像以上だった。実は水木しげるロードの観光客数が 減っているのは確かだ。国際まんが博で反転攻勢に出るきっかけを作ることが できたと思っている。」 「昨年は殻を破るため、県が主導した。予算自体は国の補助金を使うなどし、 迷惑のかからない範囲に収められたと思っている。」 迷惑のかからないどころの話ではなかったはずだが。 そろそろ現実を見たらどうか。 10億投入の鳥取「国際まんが博」厳しい評価。 http //manga-hollywood.com/news/archives/226 ウェブ魚拓 http //megalodon.jp/2013-0119-2028-12/manga-hollywood.com/news/archives/226 「行政の箱物好きのセンスの悪さは、もともとの宿命なので、今さら 驚くことではないが、鳥取のケースは、象徴的な失敗事例になるのかも知れない。」 「まんが王国」新時代へ 「産業どう生かす」 鳥取 http //www.asahi.com/area/tottori/articles/OSK201301180057.html アニメや漫画の魅力を街おこしにつなげようと、 県が昨年に開催した「国際まんが博」が閉幕したことを受け、 県内の市町村や観光、経済の関係者らでつくる実行委員会が18日、解散を決めた。 この日、鳥取市内で開かれた最後の総会には26人が参加し、 イベントの成果や今後の課題を話し合った。 県議会の副議長が「本当にこれで、鳥取県がまんが産業を生かしていけるのかどうか。 もう少し議論していただきたい」と述べた。 これを受け、司会者が参加者に何度か発言を促したが意見は出ず、 1時間の予定だった総会は、30分ほどで終わった。 結局県側もまんが事業を推し進めても何の成果もないと認識しているのではないだろうか。 およそやる気が感じられない。 むきになった平井知事が自分のプライドのためだけに"まんが事業"を強引に推し進めているだけではないだろうか。 ・客完全無視の【アニカルまつり】を2013年も懲りずに開催 ・2013年もまんが事業に税金を投入し続ける鳥取県 ・【まんが王国とっとり】は県民からまったく支持されていない ・まんが事業のためにコナン空港へ改名提案 ・名探偵コナンとは縁もゆかりもない場所にコナン空港誕生 ・警察沙汰でもトラブルだらけでも補助金が出るまんが王国とっとり ・捏造、乗っ取り、【YONAGO Wonder!】と【まんが王国とっとり】 ・【まんが王国とっとり】あらたな箱物【まんがミュージアム】建設へ
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コミックブックのダウンロード問題 数日前、『NEWSARAMA 』、『COMICON.com』などいくつかの大手コミックスファンサイトのBBSに「This is an open letter / appeal to comic fans.(たとえばhttp //www.comicon.com/cgi-bin/ultimatebb.cgi?ubb=get_topic;f=1;t=011217)」というマルチポストがされた。 これを読んだ『BoingBoing』のコリー・ドクトロウ(Cory Doctorow)が6日に「Downloading comics threat or menace?」って記事を書いていて、「ふーん」と思ってこれをクリップしておいたらここ数日の間になんだか話が大きくなっている。 すでにアメリカンコミックス界の2ちゃんねる(と私が勝手に呼んでいる)『Millarworld』でもネタにされ、購読しているアメリカのコミックス研究者のML(COMIX-SCHOLARS-LIST)でもいつの間にか話題にされているという具合だ。 この話、「なんだかなあ」と思う部分も多数あるのだが、興味深い点もいろいろあるのでちょっと紹介しておく。 まず技術的な背景にあるのは、前にちょっと触れたことがあるP2Pのファイルダウンロードソフト「Bit Torrent」による個人レベルでのファイル共有の問題である。これは日本で制作者が逮捕された「Winny」と似たようなプログラムで、ユーザー間のネットワークで画像や音楽、動画などの大容量ファイルがやりとりできるフリーウェアだ。 まあ、詳しいことは『The Official BitTorrent Home Page』でも見てもらうとよいと思うが、日本でも一部でファンサブの供給源として知られるこのプログラムを使ったファイル共有、さすがに最近はアメリカでも問題になってきているらしく04年末からけっこうな勢いでTorrentファイル(共有ネットワークからファイルを落とすためのキーファイル)のダウンロードサイトが取り締まられている。いまのところ版権管理の厳しい映画が主な対象のようだが、一部アニメなんかも問題になったりならなかったりしているらしい(この辺の事情は『アニメ! アニメ!』とか『訳者のつぶやき』とかを見てもらうとわかる)。 ただ、前述のポストで問題になっているのはこうした映像ソフトではなく、スキャニングして取り込んだコミックスの画像ファイルである。Winnyの状況とか知識ゼロなので日本のことはよくわからないが、アメリカのTorrentサイトには鬼のような量のコミックブックをスキャンしたファイル(バットマン百号分とか)がけっこうある。 もともとアーティストの個人レベルでの活動が活発でコンピュータ大好きなアメリカのコミック界ではDC、マーヴルでも「サンプルページのPDF配信」はもはや標準装備と化しているのだが、Torrentファイルになっているのはおそらく手作業で印刷されたコミックブックをスキャンしたものだ。もともとコミックスに関してはPDFのサンプルだって読みにくくてイヤなくらいなので、これに関しては常々「物好きなひとがいるなあ、どうすんだこれ?」くらいに思っていたのだが、どうやらアメリカのコミックスファンの中にはこのことをかなりナーバスに捉えたひとがいたらしい。 件のポストは内容的にまったくの「反Bit Torrentプロパガンダ」とでもいうべきもので、まあ本邦でいうところの「あおり」だと考えるべきなのだろうとは思う。書いた本人は大真面目なのかもしれないが、ほとんど陰謀論になっている部分もあり、読むとちょっと苦笑したい気分になりはする。 現代のインターネットとともに育ってきた世代は音楽も映画も本も、そして最近はコミックブックもダウンロードして楽しむものだと感じるようになってきている。しかし、他のメディアはともかくコミックスの場合はこれは間違いだ。コミックスは小規模なメディアであり、本の些細な売り上げの違いがシリーズの成功と失敗を分けてしまう。その上、この売り上げ低下を招いているのは顔のない毎年数十億ドルを稼ぎ出す大企業などではなく、本物の人間、私やあなたと同じ普通のひとびとなのだ。彼らはただ自分たちにできることをしたいようにしているだけに過ぎない。 問題の核心はインターネットはすべてがフリーであり、インターネットの思想をうまく捉えた著作権法(copyright law)もいまだに制定されていないことだ。BitTorrentサイトは実際には版権もののコンテンツを提供しているわけではないにしろ、「Torrent file」を提供することであるユーザーが所持する版権ものコンテンツを数百の他のユーザーに提供できる、著作権侵害のギリギリの線にあるものだろう。この発明はライセンス元や彼らの権利を守ろうとする法執行者たちにやっかいな問題を突きつけた、あまりにも多くの人間がかかわっているために食い止めることがほとんど不可能なのだ。 (「This is an open letter / appeal to comic fans.」、Dave Stephenson) いちおう断っておくが、これはオープンなマルチポストなので仮に著者名は「ComicCon.com」のポストからとったが、この「Dave Stephenson」が本当にこれを書いたかどうかはわからない。 以後このポストは「食い止めることがほとんど不可能」と書きながら、なぜか大手のコミックス系Bit Torrentグループ『Z-CultFM』の糾弾になる……まあ、各BBSでこの後コメントが紛糾しているのは特に書かなくても想像がつくと思う。 BoingBoingの記事はこの議論を横目で眺め、ちょっとからかうような形で書き始められている。 コミックスのダウンロードは不道徳だと考えるあるコミックスファンによる、読者をその種のコミックス交換サイトから遠ざけようとする長くて大げさなポストがメッセージボードに投稿されている。議論は以後もいくつものすばらしいポストで続けられている……だが、もっとも興味深いのは自分がすでにハードコピーを持っている本しかダウンロードしないという熱狂的なコミックス読者からの「後になって本を傷つけないように読み返すためには一番いい方法なんだ」というものだ。 (「Downloading comics threat or menace?」、Cory Doctorow、http //www.boingboing.net/2005/01/06/downloading_comics_t.html) ……まあ、皮肉っぽいこと(苦笑)。 この記事自体は現在のアメリカでコミックスというメディアが置かれた微妙な状況をよく反映していて非常に参考になるものだが、この冒頭の皮肉っぽい調子や元ポストの「些細な売り上げの違いがシリーズの成功と失敗を分けてしまう」という大仰な煽り自体が日本人にはちょっと理解しづらいだろうと思う。 要するにもとからのコミックブックの愛読者である熱狂的なコレクター層と出版社サイドの努力によって根付いてきた書店売りのTPBを中心に読んでいる一般読者が層としては分裂していて、コミックショップの中心的なユーザーであるマニア層がコミックブックの最新トレンドに一喜一憂する一方で、SalonとかBookSlutとかBoingBoingみたいなメディアに拠っている一般読書人は「新しいメディア」としてのコミックスに興味や関心を寄せながらも「コミュニティーとしてのコミックスファン、マニア層」をちょっと距離を置いた(まあ下手をすると小バカにした)視点で見ている、という構図があるわけだ。 もちろん、この辺は私自身の偏見込みだと考えてもらわないと困るが、ここで強調しておきたいのはこういうニュースが入ってきた際に、大雑把にでもいいからこうした文化的な受容状況に対する自分なりのパーススペクティブを持っていないとその情報を情報としてまったく消化できない、という点だ。 今後このニュースは、立場によって「だから規制を」という主張にも「だからクリエイティブコモンズを」という主張にも簡単に利用されていく気がするのだが、個人的には前提としての状況論を含まなければ新聞やテレビに出ようが、主張含めてまったく無価値だと考えている。 ダウンロードの功罪 で、じつはこの話題の本題はここから。 前述したようにBoingBoingの記事は筆者の主張より「いまのアメリカで書店でコミックスを買って読む」層の考え方や不満がリアルに出ていて、そこがおもしろい。 コミックス業界は私がマンガ本を読み始めてからずうっと崩壊の危機にさらされてガタピシいっている。私がいつも不満に思うのは月間のコミックブックと単行本の間の不可解なタイムラグだ。あなたが書店をふらふらしていて『Y The Last Man』か『Fables』の1~5号を集めた単行本(両方ともすばらしい本、さあたらたら歩いてないで走って探しにいって)を見つけ夢中になったとする。あなたはすぐに書店にいってそれぞれ3、4冊でている続きの単行本を手に取ることができる。いまやあなたは20号までの『Fables』を読んだことになる、そしてあなたは次の単行本の発売が待ちきれない、あなたは思い切ってレギュラーのマンスリーシリーズの読者になろうと考える。あなたは地元のコミックショップにいって「21号から一番新しいのまでの『Fables』をください、そんではまっちゃったんで、毎月私用に最新号も取り置いてほしいんですけど」という。 するとコミックショップの店員の答えはいつもこうだ「ええと、最新号の25号はこれですね、あと24号がこれ……それより古いのは売り切れです」べつな言い方をすればあなたは『Fables』という船に乗り遅れたのだ、あなたが本を手に入れるためにはコレクターかE-Bayから買うしかない。 (「Downloading comics threat or menace?」、Cory Doctorow、http //www.boingboing.net/2005/01/06/downloading_comics_t.html) ……いや、子供ですか君は(w アメリカのコミックショップというのは一種の古書店だから、この場合ショップの店員の対応にも問題ある(親切な店では他のショップに在庫を当たってくれたりする)が、『Fables』の20号台なんてネットで探せばすぐに在庫のあるショップが見つかるぞ? というか普通に考えて単行本になるの待てよ。『Book of Magic』(セカンドシリーズ)みたいにいくら待っても続きの単行本が出やしねえってケースじゃないんだから(泣)。 つまり、そもそも定期的にマンガを買って読む文化、というより習慣が一般のアメリカ人にはまったくないのである。 たとえば私たちが『Bleach』の単行本を買ってみておもしろかったから、続きを読むため『ジャンプ』を買い始めたとして、単行本収録作品のすぐあとの話が収録されている『ジャンプ』が売っていないことに不満を抱くだろうか? 答えはたぶん「ノー」だろう。それが「当たり前」だからだ。出版や流通システムの違いはあるにしろ、アメリカにはまだその種の「当たり前」の感覚自体が(マニア層を除けば)存在しないのである。 で、この記事は「そういう読者のためにマーヴルやDCはオンラインでバックイシューを読めるようにしておくべき(ちゃんと単行本は買うから)」というのだが、これはいくらなんでもコミックショップや現在のファンの文化のあり方を無視しすぎだ(っつーか、そんな無理難題を出版社にいう前に検索で在庫のあるショップを探せ)。 (追記:読み直したら気になったんで追記。「そういう読者のためにマーヴルやDCはオンラインでバックイシューを読めるようにしておくべき(ちゃんと単行本は買うから)」というのはマンガ的にデフォルメしていってるので、いくらなんでも原文ではここまで強い調子ではありません。原文は「All that s missing is a way to turn collection readers into monthly-plus-collection readers. The Web could be that way. Scott McCloud has written some brilliant stuff about what a comic that s designed for the Web should look like, but here s the whole other way to use the Web to advance the comics biz give old issues away to bridge the gap between customer acquisition and customer retention.」で、十分なめてるとは思ったのですが(w) では、翻って元の議論のポスターのように「コミックブックのダウンロードが売り上げを減少させる」危険性があるのだろうか? こっちはまあまじめに考えるとけっこう難しい問題だとは思うが、個人的にはあまりリアリティーを感じない。 スコット・マクラウドなどは盛んにウェブコミックスの可能性をいうが、個人的な感覚ではモニター上で読むコミックスはリーダビリティーが悪すぎる。クリエイターサイドにしてもネットでコミックスを発表するなら一歩踏み込んでフラッシュアニメをつくるほうが表現の幅は広がる訳だし、サンプルやプロモーション目的以外でのウェブコミックスはあまり広がらないのではないか、というのが正直な感想だ。 もちろん、なくなると考えている訳ではなく、位置づけとして今後は「出版社による本のプロモーション目的」、「アーティストのセルフプレゼンテーション」の二つに特化していき、「それ自体を売ろう」という方向はそれほど伸びないんじゃないかと思っているのだ。 そもそもモニター上でマンガを読むことに対しこういう感覚を持っているため、個人的にはコミックブックのダウンロードファイルに対してもあまり脅威だとは思えない。たとえば『Batman』のコミックブック100冊分のデータをダウンロードしてきたとして、モニターで読むのは苦痛だし、わざわざプリントアウトするのはもっといやだ。 そういう意味では「本を傷めないためにダウンロードしたものを読む」というコレクターの反応は「読み物」というより「キャラクターグッズ」であるマニア層におけるコミックブックの享受のされ方をよくあらわしたものだと思う。 個人的に「おもしろいな」と思ったのはコリー・ドクトロウが最後に紹介しているコミックショップの経営者からNewsramaへのポスト。 ここでいっときたいと思うんだが、オレはZ-Cultのメンバーだ。単なるフォーラム参加者じゃなくて、アクティブなメンバー。ここで異なった視点からの意見を提供しておけば問題を異なった視点で見られるだろう。オレはZ-Cultがスタートして一ヶ月くらいであのサイトを発見した。それまでの5年間コミックスは全然読まなかったし、コミックブックなんてガキの読むばかばかしい代物で、みんなくだらないと思ってた。で、誰かにいわれて「オレが読んでみたほうがいい」って作品をダウンロードしてみた。読んでみて、1ヵ月後にはオレは自分のコミックショップを開いていた。 単純にいい話だし、大元のポスターの意見とは逆にアメリカの状況はこのくらいのレベルから一般の意識を改革しなきゃならないわけだから、むしろユーザーからの多様なアクセスの可能性の担保のためにダウンロードサイトはあったほうがいいのかもしれない、とかとりあえず思いました。 追記2:コメント欄での指摘を受け、間抜けな間違え(コリン->コリー)と訳文の間違いを修正。Voltaireさん、ありがとうございました。 「私の偏見」について コメント欄での指摘があったので、前述した「私の偏見」について少し詳しく書いておいたほうがいいと思い追記しておく。 はっきりいって私はBook SlutだとかBoingBoingのようなメディアでのコミックスの取り上げられ方、扱われ方にあまりいい印象を持っていない……といっても見始めたの自体がごく最近なのでこれは第一印象に過ぎないのだが、正直いって「鼻持ちならないな」と感じている部分がある。この辺はたとえばクリス・ウェアが編集した『McSweeny s Quartery Concern』#13辺りにも感じていることだが、新しいサブカルチャーとしてオルタナティブコミックスや日本マンガを取り上げることで自分のセンスのよさを誇り、既存のスーパーヒーローコミックスやそのファンを下に見るような感覚が感じられて、そこがどうもイヤなのだ。まあ、だからといって向こうのいわゆる「ファンボーイ」に共感できるわけでもないところがまた微妙なのだが(『Green Lantern Rebirth』は激しく勘弁してほしいという点には心底同意する)。 この辺はいまになってやっとTIME.Comixのアンドリュー・アーノルドがいかに細かく気を遣って書いているかが漠然とわかってきてひそかに感心しているのだが、それはそれとして。私が「そういう先入観」をもって書いているということだけは明言しておく。ま、大部分のひとにとってはどうでもいいことだろうが。